こんにちは!ポップコーンSEOの松本( @ma_tsutomu )です。
本日はお宝キーワードの発見方法についてご紹介させて頂きます。
まず、お宝キーワードとは、見つけた人だけが得をするキーワードのことです。特徴は下記の2通りです。
1つ目:世間的に注目されていないが今後注目され、バズる可能性があるキーワード
→世の中の誰よりも早くコンテンツを創り、上位をキープしましょう!
2つ目:順位が上がっていないにも関わらず流入があり、直帰率が低くサイト滞在時間が長いキーワード
→競合他社が少ないなら速攻でコンテンツ強化。競合他社が多いなら速攻で外部対策+内部対策
それでは一つづつご説明します。
1つ目:世間的に注目されていないが、今後バズる可能性があるキーワードの発見方法
これは短期的な検索回数の増加ではなく、中長期的に注目されるキーワードでなければなりません。短期的な流入をコンスタントに求める、秒刊SUNDAY | 最新の面白ニュースサイトさんのようなサイトでなければ、例えばTwitterトレンドやGoogle トレンド – 急上昇ワードや、急上昇ワード ピックアップ – Yahoo!検索データなどから情報を仕入れることは難しいでしょう。
一般的なサービスサイトならば、例えば、ネットでの薬売買の緩和や、美容の最新技術がアメリカから日本に来るときなど、そういったタイミングをドンピシャで狙わなければなりません。
ただ、店頭のポップを見れば最近は「洗い流さないトリートメント」をよく見かけるようになったり(※下図参照)、少し昔で言えば、韓国コスメ、かたつむりクリームが流行ったりと、その時々で美容などはとりあえず薬局に行けば分かる!のような例もあります。
2011年ぐらいからじわじわ来て、2012年末ぐらいから認知されるようになってきたのでしょう。
メディアの露出もそれに伴って非常に増えているはずで、ここでは、2011年ぐらいに先取りしてコンテンツの強化を行っているマーケターが2013年の今、ウェブ上では勝利しているのではないでしょうか。
足で稼ぐという原始的な方法を提案させて頂きましたが、その他にも、番組表や放送されたテレビの情報をネットで公開しているサイトは多々あります。それをRSSに登録しておくというのも一つの方法でしょう。
足でも稼ぐし、効率良くも収集できるという2軸でお宝キーワードを発見してみてください。皆さんの忙しい生活の中に、情報収集という日課を創り、日々アンテナを立てておくことが重要だと感じます。
2つ目:順位が上がっていないにも関わらず流入があり、直帰率が低くサイト滞在時間が長いキーワード
ちょっと長くなってしまいましたが、一言で言い表すなら、上がった時にコンバージョンする可能性が高いキーワードです。そして、その上がりやすさがポイントです。競合サイトを検索結果から判断して、上がりやすいと感じるならコンテンツ強化、上がりにくいと判断するならSEO対策(外部+内部対策)です。
では、どのようにしてこれらのキーワードを発見するのかと言うと、Googleアナリティクスを用います。Googleアナリティクスで、以下の手順で調べて見て下さい。
- トラフィック→参照元→検索→オーガニック検索→表示する行1000→エクスポート→Excel
- 直帰率・滞在時間がサイト平均より悪いキーワードを削除
- 残ったキーワードをGRCに入れて順位を取得
- 順位が5位以下のキーワードの月間検索回数をGoogleキーワードプランナーで取得(※3時点であまり残っていなかったら省いて良い)
- 月間検索回数の直近1,2ヶ月が多いキーワード
- 残ったキーワードの検索結果を見て、競合が強いか弱いか判断(※判断に迷ったらコンテンツ量が多ければ強い、少なければ弱いでも良い)
以上の6ステップです。また、CVRをデータ取得期間を長めにして見てみるのも良いでしょう。上記ステップをエクセルにまとめながら、作業いただくと、非常に有益な分析になるはずです。
さて、皆さんお宝キーワードは見つかりましたでしょうか?