こんにちは!ポップコーンSEOの松本( @ma_tsutomu )です。
今回はQDD(Query Deserves Diversity)というアルゴリズムを用いてビッグワードで上位化させる方法についてご紹介致します。そもそもQDDとは、検索結果に多様性を持たせるためのアルゴリズムのことです。これは、ユーザーの意図が明確でない抽象的な検索キーワードに対して、Google側で、多様性をもたせた検索結果を表示させることをいいます。
まずは、「チューリップ」の検索結果をご覧下さい。
参考:http://www.suzukikenichi.com/blog/what-is-qdd/
音楽のチューリップもあり、Youtubeもあり、育て方サイトも、販売サイトも、ニュースサイトも…様々な種類のサイトが表示サれていることがわかります。
ユーザーの意図が明確でない検索ワードでは、こういった現象がしばしば起きます。
逆に「webサイト制作」の検索結果ページをご覧下さい。
ご覧の通り、ほとんどが制作会社のウェブサイトが表示されております。これは、「WEBサイト制作」のユーザー意図が明確であり、Googleがユーザーが「WEBサイト制作」と検索しているときは、「制作会社を探している」ときと定義つけているからでしょう。または、そういったアルゴリズムがあるのかも知れません。ユーザー真理的な。
さて、QDDの性質はなんとなくご理解頂けたかと思います。では実際にどのようにして、ユーザー意図が明確で無い抽象度の高いワード(得てしてビッグワードが多い)で上位表示するかです。
もうお気づきの方も多いとは思いますが、ずばり、こちらです。
検索結果に表示されているサイトのコンテンツ内容をまとめて1ページに記載すること
つまり、どういうことかというと、ユーザーが求める情報はこのページ一つで事足りますよ~とすることです。
例えば、「SEO対策」の検索結果をご覧ください。
こちらも非常に抽象度の高いワードです。ユーザーはSEO対策に関するノウハウを知りたいのでしょうか。口コミを知りたいのでしょうか。業者を探しているのでしょうか。SEO対策の意味を調べようとしているのでしょうか。
実際にはよくわかりません。し、たぶんそのどれもです。
ただ、ご注目頂きたいサイトは「バズ部」さんと「NAVERまとめ」さんです。
それこそ、SEO対策におけるインハウスでできる事を全てまとめているバズ部さん、移り変わりが激しいSEO対策の情報サイトをまとめたNAVERまとめさんが上位に来ています。
その他にも、例えば「老人ホーム」でポータルサイトが上位に来たり、「FX」で比較サイトが上位に来たりと、その一つのページまたは、一つのサイトで完結する内容であれば、そのサイトをユーザー意図がわからない抽象度の高いワードでは上位に出した方がよろしいでしょう。
ユーザー目線で考えて、「老人ホーム」で一つの施設しか紹介していないサイトよりも複数のサイトを表示しているサイトを上位に出すはずです。その考え方と同じです。
QDDを用いて、ビッグワードの検索結果で上位を獲得するためには、「検索結果に表示されているサイトの内容を全て盛り込んだ渾身のページ」を作成することです。
できれば、下層ページにもその内容にまつわる深い内容も併せて書いて下さい。